この記事では、「判断します」の使い方について分かりやすく説明していきます。
「判断します」とは?
「判断します」は、あることをきっぱりと決めることを伝える丁寧な表現です。
「判断+します」で成り立っている語で、「判断」は「ものごとの真偽・善悪などを見極め、それについて自分の考えを定めること」という意味、「します」は動詞「する」の連用形「し」に、丁寧語「ます」が付いた語、全体で「ものごとの本質を見極めてきっぱり決める」の敬語表現になります。
「判断します」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「判断します」は、顧客のニーズ、商品の改善、相手のやり方や傾向などをよく考え、最もふさわしいと思う結論を出す時に使われます。
自分達のことについてはっきり決める分には問題ありませんが、直接的な表現ですので、相手の行為に対して使うときつく失礼に当たることもありますので、言い換えの表現も覚えておきましょう。
「判断します」の正しい敬語表現
「判断します」の正しい敬語表現は以下の通りです。
『判断いたします』
「いたします」は、動詞「する」の謙譲語「いたす」の連用形「いたし」に、丁寧語「ます」が付いた語です。
「判断します」を使った例文
「判断します」を使った例文は以下の通りです。
『上司の意見を聞いてから判断します』
相手との交渉で、自分一人の考えでは決められない重要な内容の場合、上司に相談してから決めることを伝えています。
『お返事をいただけない場合、ご契約の意思はないものと判断します』
申し込みをした後で連絡が取れなくなった相手に対して、最終的に契約成立に至らないことを告げる表現です。
警告ですのでかなりストレートではっきりした表現になります。
「判断します」の類語や言い替え
「判断します」の類語や言い替えは以下の通りです。
『解釈いたします』
「解釈」は「自分なりに考え理解すること」という意味です。
『認識いたします』
「認識」は「あるものごとを知り、その本質・意義などを理解すること」という意味で、やや遠回しな表現です。
『推察いたします』
「推察」は「他人の事情や心中を思いはかること」という意味で、遠回しな表現です。
まとめ
今回は「判断します」について紹介しました。
意味や使い方を覚えておき、いざという時に正しく使える様にしておきましょう。
