この記事では、日常でもビジネスシーンでよく使われるフレーズの「厳しい寒さが続いておりますが」について、その意味や使い方や言い換え表現などを徹底解説します。
「厳しい寒さが続いておりますが」とは?
「厳しい寒さが続いておりますが」のフレーズにおける「厳しい」は、「程度がひどいこと」を意味する言葉です。
また「続いておりますが」は「続いていますが」の「いる」を丁重語の「おる」に換えたもので、「続いていますが」のより丁寧な表現です。
この表現の最後の「が」は逆接の接続詞です。
したがって「厳しい寒さが続いておりますが」のフレーズは「ひどい寒さが続いてるが」との意味の敬語表現となります。
「厳しい寒さが続いておりますが」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「厳しい寒さが続いておりますが」のフレーズは、寒中見舞いや、寒い季節に久しぶりにメールを送る方に対して、時候の挨拶として使われる表現です。
逆接の接続詞の「が」の後ろには「お元気にお過ごしでしょうか」や「いかがお過ごしでしょうか」と、相手の方の様子を尋ねる言葉が続けて使われます。
このフレーズは、口語調の表現ですが、少し堅い漢語調の表現では、「厳寒の候」と言い換えることができます。
ちなみに、寒中見舞いでは、「寒中お見舞い申し上げます」などの見舞い文の後に、このフレーズなどを使った時候の挨拶が書かれ、その後に簡単に自分の様子が書かれます。
そして最後に、「まだまだ寒い日が続きますが、お風邪など召されませんように」等と、相手の方の健康を気遣う言葉が締めの文章として記載されます。
「厳しい寒さが続いておりますが」を使った例文
・『厳しい寒さが続いておりますが、お元気にお過ごしのことと存じます』
・『厳しい寒さが続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか』
「厳しい寒さが続いておりますが」の類語や言い換え
1月から2月初旬にかけての季節の時候の挨拶としては、このフレーズの他に「寒さ厳しき折から」や「厳冬の候」や「大寒の候」や「酷寒の候」等と言い換えることができます。
まとめ
「厳しい寒さが続いておりますが」のフレーズは「ひどい寒さが続いてるが」との意味の敬語表現で、この後ろには「お元気にお過ごしでしょうか」や「いかがお過ごしでしょうか」等の表現が続けて使われます。
