この記事では「取りまとめた後」について解説をします。
「取りまとめた後」とは?意味
物事を整理してひとつにまとめた後に、という意味です。
「取りまとめ」には、複数のものを整理してひとつにすること、物事を望ましい状態にしておさまりをつけることという意味があります。
「後」は、ある時点からのちという意味です。
「取りまとめた後」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、話し手の方で何かを取りまとめる場合に用います。
何かをひとつにして、その後にあることをします。
何をするのかは「後」の後に述べられます。
たとえば、お客さまから商品に対しての多数の意見をもらったとします。
お客さまは、それぞれ違う考えを持っています。
そのため、もらった意見もさまざまです。
この意見を企業の今後の活動に役立たせるためには、意見をまとめなければなりません。
バラバラなものでは扱いにくく、また意見にはどういった傾向があるのか把握しにくいので、まとめる必要があるのです。
まとめたものは上司に提出をします。
このことを「お客さまからの意見を取りまとめた後に提出をいたします」のように上司に伝えます。
「まとめる」は漢字で書くと「纏める」です。
「纏める」を「まとめる」とする読み方は音訓表にはのっていないないので、ひらがなで書かれることが少なくありません。
文章を読む人によって読みやすい書き方を心がけてください。
「取りまとめた後」を使った例文
・『取りまとめた後にご報告いたします』
「取りまとめた後」の返答や返信
何かをまとめた後に何かをしてくれるので、そのことに対して「お願いします」の意を伝えるとよいでしょう。
まとめるために時間がかかるかもしれないので、それができるまで待っていてください。
まとめてくれなくてもいい場合は、まとまっていない状態のものを提出してもらうなどするとよいでしょう。
しかし、まとまっていた方が物事を把握しやすくなるはずです。
まとめ
この言葉は、話し手側が何かを取りまとめて、その後に何かをするときに伝えるものです。
多数のものはひとつにまとめた方がわかりやすくなる場合があります。
バラバラでわかりにくいようならば、取りまとめてから何かをするとよいでしょう。
提出する場合は、その方が受け取る側が助かります。