この記事では、ビジネスシーンでよく使われるフレーズの「多大なご尽力」について、その意味や使い方や言い換え表現などを徹底解説します。
「多大なご尽力」とは?
「多大なご尽力」のフレーズにおける「多大」の読みは「ただい」で、「回数や規模などが非常に大きいこと」を意味する言葉です。
また、次の「ご尽力」の読みは「ごじんりょく」で、「力を尽くすこと、努力すること」を意味する「尽力」に、敬意を示す接頭辞の「ご」が付けられた言葉です。
したがって、「多大なご尽力」のフレーズは「多くの、また非常に大きな力を尽くすこと」といった意味の敬語の文章で使えるフレーズです。
「多大なご尽力」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「多大なご尽力」のフレーズは、目上の方が、自分のために「多くの、また非常に大きな力を尽くしてくれたこと」指して、「多大なご尽力を賜り、誠にありがとうございました」や「プロジェクトが成功したのは、先輩のご尽力のお陰だと感謝しております」等と使われます。
この「多大なご尽力」は、「多大なるご尽力」との表現で使われることも多く、こちらの表現の方が、かしこまったニュアンスとなります。
「多大なご尽力」を使った例文
・『プロジェクトの目標が達成できたのは、リーダーやメンバーの多大なご尽力があってのことです』
・『先輩諸兄の多大なご尽力がなければ、この仕事は成し遂げることができなかったと存じます』
・『多大なご尽力を賜りましたこと、心より感謝申し上げます』
「多大なご尽力」の類語や言い換え
「多大なご尽力」は、先に記したように「多大なるご尽力」と言い換えることができます。
また「尽力」の類語としては「努力」や「注力」や「奮励 」が挙げられます。
したがって、「多大なご尽力」のフレーズは、「多大なご努力」や「多大なご注力」や「多大なご奮励 」等と言い換えることができます。
また、「尽力」を自分のためにしてもらったとの意味より、「支援」や「協力」と意訳することもできるので、このフレーズは「多大なご支援」や「多大なご協力」と言い換えることもできます。
まとめ
「多大なご尽力」のフレーズは「多くの、また非常に大きな力を尽くすこと」といった意味の敬語の文章で使えるフレーズです。
目上の人が自分のために「力を尽くしてくれた」ことに感謝する文章でよく使われるフレーズです。
