「実施させていただきたく存じます」とはどう伝える?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈していきます。
「実施させていただきたく存じます」とは?
「実施させていただきたく存じます」という言葉は、実施させてもらいたいという気持ちを相手に伝える際に使用する表現となります。
仕事を進めていきたいときに相手に対して了解を取る際に使う際にも「実施させていただきたく存じます」という表現で伝えます。
特別に相手の許可がないと進められないプロジェクトなどの場合にこの表現を使用して了解を取ることがあります。
「実施させていただきたく存じます」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「実施させていただきたく存じます」という言葉をメールで使う場合、具体的に進めていきたい内容を伝えたうえで「実施させていただきたく存じます」という表現を使います。
事前にある程度は内容を伝えた内容であれば、そのままメール文章で伝えても良いですが、あまり相手が状況を把握できていないような場合には、資料などを添付しながら説明を加えたほうが概要は伝わりやすくなります。
しっかりと相手の理解を得たうえで「実施させていただきたく存じます」と伝えることで後々のトラブル発生を未然に防げます。
この表現を使用する際の注意点としては、頻繁にこの表現を使うと相手も煩わしく感じてしまうことが考えられるため、必要以上に「実施させていただきたく存じます」という表現を使わず、ある程度は裁量で仕事を進めたほうが良いでしょう。
「実施させていただきたく存じます」の正しい敬語表現
「実施させていただきたく存じます」という表現は、そのまま敬語として使っても十分に相手に敬意が伝わります。
「実施させていただきたいと考えています」や「実施させてほしいと思っています」、「実施させていただきます」といった表現を使ったほうが、伝える相手によっては固くなりすぎないで良いケースもあります。
「実施させていただきたく存じます」を使った例文
・『それではこのプロジェクトはこのような形で実施させていただきたく存じます』
・『期限も迫って言えることからこのプランで実施させていただきたく存じます』
「実施させていただきたく存じます」の類語や言い替え
「実施させていただきたく存じます」の類語や言い替えとしては「実施していきたいと思っています」といった表現を使います。
まとめ
「実施させていただきたく存じます」という表現は、相手に了解を求める表現となるので、使う相手によって言葉の表現を使い分けるとよいでしょう。
正しい敬語表現を用いることで失礼のない形で相手に伝えられます。
