この記事では、ビジネスシーンでよく使われるフレーズの「幸い無事に過ごしておりますので」について、その意味や使い方や敬語表現を徹底解説します。
「幸い無事に過ごしておりますので」とは?
「幸い無事に過ごしておりますので」のフレーズにおける「幸い」は、「嬉しいことに」といった意味です。
また「無事」は「健康で平穏」といった意味の言葉です。
そして、次の「過ごしております」は「暮らす」ことを意味する「過ごす」に「います」のより丁寧な表現である「おります」
が付けられた表現です。
最後の「ので」は「だから」といった意味です。
以上より、「幸い無事に過ごしておりますので」のフレーズは「健康で平穏に暮らしているので」といった意味の丁寧な表現となります。
「幸い無事に過ごしておりますので」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「幸い無事に過ごしておりますので」のフレーズは手紙や久しぶりに連絡を取るメールで、自分の様子を伝える挨拶文で使われるものです。
手紙などでは、一般的に冒頭の挨拶として、時候の挨拶、次に相手の方が元気に過ごされているかを気遣い尋ねる挨拶文、その後に自分の様子を伝える文章が記載されます。
このフレーズは、その中で自分の様子を伝える挨拶文で使われるものです。
このフレーズでは最初に「幸い」との言葉が使われていますが、この表現でも間違いではありませんが、「お陰様で」との表現の方がよく使われていると言えます。
また、「ので」の後ろには「ご安心ください」等の言葉が続けられます。
「幸い無事に過ごしておりますので」を使った例文
・『こちらも家族一同幸い無事に過ごしておりますのでご安心ください』
・『私どもも幸い無事に過ごしておりますのでご安心ください』
「幸い無事に過ごしておりますので」の類語や言い換え
このフレーズでは「幸い」の類語としては「お陰様で」や「相変わらず」が挙げられ、「無事」の類語としては「平穏」や「健康」が挙げられます。
また、「過ごしております」の類語としては「暮らしております」が挙げられます。
したがって、これらを組み合わせて「幸い無事に過ごしておりますので」のフレーズは、例えば「お陰様で平穏に過ごしております」や「相変わらず健康に暮らしております」等と言い換えることが出来ます。
まとめ
「幸い無事に過ごしておりますので」のフレーズは、「健康で平穏に暮らしているので」といった意味の丁寧な表現です。
手紙等の冒頭の挨拶文で、自分の近況を伝えるフレーズとして使われます。
