大切な方の訃報に、心を痛めることもあるものです。
「急な訃報のため」の適切な使い方を学んでいきましょう。
「急な訃報のため」とは?
この場合の「急な」とは、思いがけないことを指します。
「訃報」は大切な方が亡くなったことを伝えるお知らせなので、故人とのお別れがあまりに急にやって来たことを表現しています。
「急な訃報のため」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
思わぬ事故やアクシデントで、あっけなく天国に旅立ってしまう方もいます。
驚きの思いを伝えているのが「急な訃報のため」です。
亡くなられたご家族に対して使うのではなく、身内や知人に不幸があったため会社を休むシーンで用いていきます。
「私事で申し訳ありませんが」や「突然のことで申し訳ございませんが」とひと言添えて用いていきましょう。
気持ちよくお休みをいただく方が、すっきりした気持ちで通夜や告別式に参列できます。
またご遺族の方に直接お伝えするのには、少々雑な表現です。
温かい言葉を伝えたい時は「急な訃報」を「思いがけないこと」や「突然のこと」と直して丁寧に用いていきましょう。
「急な訃報のため」を使った例文
・『急な訃報のため、明日の会合はお休みさせていただきます』
・『急な訃報のため、週明け月曜の仕事はお休みさせていただきます』
「急な訃報のため」の類語や言い替え
こちらのフレーズの類語に「不幸があったため」も挙げられます。
忌引き休暇を申請したい時に使える、適切な言い方になっています。
もし深夜や早朝の連絡になってしまった時は「夜分遅くに申し訳ありません」や「朝早くから申し訳ござません」とひと言添えてメール文をお送りしておきましょう。
「身内に不幸があったため、本日から3日ほどお休みをいただきます。
急なお願いで申し訳ありませんが、何卒よろしくお願いいたします」とします。
このほか言い替えの表現として「〇〇が逝去したため」も挙げられます。
近しい家族が亡くなった時に〇〇に関係性を入れられます。
「急ぎのお願いで恐縮ですが、忌引き休暇を取得したくご連絡いたしました」として、お休みを頂戴することにお礼の心を添えておきましょう。
まとめ
「急な訃報のため」をお伝えしました。
身内に不幸があった時の、言い回しとして覚えておきましょう。