「懸念しております」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「懸念しております」とは? ビジネス用語

「懸念しております」とは?ビジネスメールや会話での使われ方や敬語の使用方法を徹底した解釈で以下に詳しく説明します。

「懸念しております」とは?

「懸念」とは気にしている事象に対して不安な気持ちに思うことです。

元々はそれぞれ「懸」は引っかかること、「念」は心の中で常に思っていることの意があり、本来は心の中で常に引っかかっていることを意味します。

「懸念」の意はここから転じて気がかりに思うこと、気にしている事象が脳裏に刻まれた状態のことをいう言葉になったようです。

また単に心配な様子や気がかりな状況を表わすのではなく、まだ起きていない将来における不安を感じている状況のことをいいます。

なお「懸念しております」は謙譲を表わす敬語です。


「懸念しております」のビジネスメールや会話での使い方や使用方法、使うときの注意点

この用語は「懸念する」「懸念している」に謙譲語の「おる」と丁寧語の「ます」がついた敬語表現です。

「~しております」は話者が聞き手に対して敬意を払う場合に使うため、へりくだった言い方になっています。

また、この表現は主にビジネスメールや挨拶で使われる言い回しです。

「懸念しています」も可能で間違いではありませんが、「しています」よりは「しております」の方が敬語としてはさらに丁寧です。


「懸念しております」の正しい敬語表現

この用語にはすでに「懸念する」に謙譲語と丁寧語が付加された敬語となっています。

少しくだけた言い方になりますが、「懸念しています」「いる」という動詞に丁寧語の「ます」がついているため、正しい敬語です。

また「懸念しています」を丁寧に表わして「懸念いたしております」を使用することもできます。

「懸念しております」を使った例文

この用語は目上の方に対して使います。

同様の言い回しも含めて以下に紹介します』
・『コロナウイルスの感染拡大を懸念しております』
・『週末の天気が荒れないか懸念しています』
・『感染症の拡大による景気後退を懸念いたしております』

「懸念(しております)」の類語・言い替え

「懸念」には「憂慮」「心配」「危惧」などの類語・言い換えがあります。

「懸念」が未来を不安視する場合に使用されるのに対して「憂慮」は今の状況を不安がる意です。

「心配」は将来の事象について不安がる場合に使用され「懸念」とほぼ同義ですが、比較すると少しくだけた言い回しです。

「危惧」「懸念」がある事象を気にしているだけの状態であるのに対し、具体的な心配事がある場合の意です。

まとめ

「懸念」「不安がること」「気がかりなことが脳裏から離れない様子」という意味合いの言葉で、起こるかもしれない未来のできごとに対して使用します。

類語には「心配」「憂慮」「危惧」などが当てはまりますが、それぞれ少しずつ意味が異なるため、状況に応じて使い分けてください。

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