「提出させていただいてもよろしいでしょうか」というビジネス用語の「意味・使い方・例文・類語」を分かりやすく解説していきます。
「提出させていただいてもよろしいでしょうか」とは?
「提出させていただいてもよろしいでしょうか」とは、「提出しても良いですか」を意味している敬語表現です。
「提出させていただいてもよろしいでしょうか」には、「提出することに対する相手の許可を求める」といったニュアンスが含まれています。
「〜させていただく」という言い回しは、「〜させてもらう」をへりくだって表現している謙譲語になります。
「よろしいでしょうか」という言い方は、(相手に許可を求めるかたちで)「よろしいか・良いか」を意味する丁寧語の疑問文になっています。
「提出させていただいてもよろしいでしょうか」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「提出させていただいてもよろしいでしょうか」というビジネス用語は、「ビジネスで関係のある取引先・顧客などに資料・見積書などを提出しても良いかどうかを尋ねたいとき」に使うという使い方になります。
「提出させていただいてもよろしいでしょうか」はビジネスメールなどの書き言葉(文語)よりも、相手と直接会話をするときの話し言葉(口語)として使われることが多くなっています。
使うときの注意点は、「冗長な言い回しの敬語表現に聞こえてしまうので、もう少し短い言い回しができるのであれば言い替えたほうが良い」ということです。
「提出しても良いでしょうか」のシンプルな丁寧語の表現でも失礼には当たりません。
「提出させていただいてもよろしいでしょうか」を使った例文
・『来週の月曜日に提出させていただいてもよろしいでしょうか』
・『このプレゼン資料を提出させていただいてもよろしいでしょうか』
・『○○支店の売上げ金額のレポートを提出させていただいてもよろしいでしょうか』
「提出させていただいてもよろしいでしょうか」の類語や敬語表現での言い替え
・『提出しても良いですか』
・『提出いたしてもよろしいでしょうか』
・『提出してもご迷惑ではないでしょうか』
「提出させていただいてもよろしいでしょうか」はかなり冗長な言い回しの敬語表現ですが、もっともシンプルな類語に言い替えると「提出しても良いですか」になります。
敬意の込め方は弱くなりますが、「提出いたしてもよろしいでしょうか」という謙譲語の表現でも、ほとんど同じ意味を伝えることができます。
「よろしいでしょうか」の部分については、「ご迷惑ではないでしょうか」や「構いませんでしょうか」といった類語にも言い替えられます。
まとめ
「提出させていただいてもよろしいでしょうか」というビジネス用語を詳しく解説しましたがいかがでしたか。
「提出させていただいてもよろしいでしょうか」の意味・使い方・例文・敬語表現を知りたいときは、この記事の解説を参考にしてみてください。