「気になった点」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「気になった点」とは? ビジネス用語

ここでは「気になった点」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。

「気になった点」とは?

「気になった点」は、何かについて、気がかりに思った点という意味で用いられます。

「この後継機について1つ気になった点があるのですが、従来製品のバッテリーはそのまま使用できるのでしょうか」といったような用い方になり、このような、その部分はどうなっているのかといった使い方や、「性能については何も問題ないと思いますが、少し気になった点として、販売価格が少々高い気がします」などと、そこが気がかりだという用い方がよく見られる表現です。


「気になった点」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この「気になった点」は、このように用いる側が気がかりに思ったという使い方になります。

そのため、人によっては特にそうとは思っていなかったり、余計な勘ぐりだと思われてしまうことがあります。

この後者としては、「気になった点としては、この部分は○○を摸倣したとは思われないでしょうか」のような使い方をした場合で、そんなことまで考えなくていいとそのように思われる場合があるという具合です。

これもまたその相手次第のため、これという基準などは一切ありません。


「気になった点」を使った例文

・『2つほど気になった点がありますので、それらを以下に記載します』
・『気になった点としては、折角のバージョンアップなのに、追加された機能が1つしかないことが挙げられます』

「気になった点」の類語や言い替え

・『気になる点』
「なった」という過去形なら、「なる」という進行形にした表現ですが、使い方としては一緒だと考えていいでしょう。

よって、「気になった点ですが〜」は、「気になる点ですが〜」と置き換えて構わず、どちらを使っても意味としては同じです。

また、それにあたるものは特にない、と「気になる点は特にありません」のように用いる場合、こちらの方が向いており、「気になった点」とはあまり使いません。

まとめ

「気になった点」は、気がかりに思った点がある場合に用いる表現です。

何かにそれがある、という使い方になり、このように用いる側がそう思えば使うことができるため、他の人がどう考えるかとは関係なく、感じたままにそう思ったと用いて構いません。

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