「添付ファイルにて送付いたします」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「添付ファイルにて送付いたします」とは? ビジネス用語

ここでは「添付ファイルにて送付いたします」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。

「添付ファイルにて送付いたします」とは?

「添付ファイルにて送付いたします」は、何かの資料や画像などをメールに添付してその相手に送る時に用います。

この「添付ファイル」という表現だけでメールを使うということが分かり、それにて送るとストレートに伝えています。

丁寧な形なので、目上の人や他社が相手でも問題なく使うことができ、何かをそうするという用い方になります。

ですが、そのメール本文でこのように使って、同時に添付すると使うには向いておらず、「完成しましたら添付ファイルにて送付いたしますので、よろしくお願いいたします」のように用いる表現です。

つまり、後でそうするという使い方になり、そのメールに添付する時にはこれとは違う表現の方が向いています。


「添付ファイルにて送付いたします」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この「添付ファイルにて送付いたします」は、先のように、そのメールに同時に添付を行う時には適していない表現です。

それは、「いたします」とこれからそうするといった使い方になっているためで、このままで何とかそのように使うとなると、「このメールの添付ファイルにて送付いたしますので〜」などとなりますが、無理にそういった使い方をすることはありません。

その時には「添付いたしました」と使うもので、そちらにした「例の資料ですが、このメールに添付いたしました」のような用い方がよく見られます。

この表現自体はメール以外でも使うことができるので、電話口で「後ほど、メールの添付ファイルにて送付いたします」と用いても構いません。


「添付ファイルにて送付いたします」を使った例文

・『チェックが終わりましたら、添付ファイルにて送付いたします』
・『今週中に添付ファイルにて送付いたしますので、少々お待ちください』

「添付ファイルにて送付いたします」の類語や言い替え

・『メールに添付して送付いたします』
このように言い替えた方が表現として分かりやすいため、このように使うことも多いです。

そのファイルをそのまま添付してしまうと容量の面で大きくなってしまう時には、「圧縮してメールに添付して送付いたします」といったように使うなどといったアレンジをするといいでしょう。

まとめ

「添付ファイルにて送付いたします」は、これより後に、何かをメールに添付して送ると伝えるために用いる表現です。

そのメールに直接添付する時には向いていないため、そちらの場合には「添付いたしました」のようにして使ってください。

タイトルとURLをコピーしました