何かトラブルが発生した時などには、「現状を把握できておらず」を言う機会が出てくるかもしれません。
解決に結びつかない状況にも関わっている表現ですが、その使い方や言い換えは確かめる必要がありそうです。
「現状を把握できておらず」とは?
いまの状況について完全に理解すができていないことを、関係者に対して伝える時の表現です。
「現状を把握できておらず」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
業務上で顧客との間にトラブルが起こったり、情報が得られずに物事が進まないこともありがちです。
そのような場面で十分な対処ができていなかったり、先行きが不透明な場合に、「現状を把握できておらず」が使われるでしょう。
このフレーズを使う場合は、具体的な問題点を述べる必要があります。
そして対処を進めていく意思を言い表したり、対処状況についても述べる必要があるかも知れません。
そして現状を把握するため、情報収集するなどの行動が不可欠となります。
「現状を把握できておらず」を使った例文
・『現状を把握できておらず、情報収集している段階です』
・『トラブルの現状を把握できておらず、早急に会議を開く必要があります』
「現状を把握できておらず」の類語や言い替え
「状況を認識できておらず」は、物事の時々のありさまを表している「状況」と、はっきりと見分ける意味の「認識」を使った表現です。
「現状を飲み込めておらず」は、物事を理解することを表す「飲み込む」を使った同じ意味の表現となります。
「実態がつかめておらず」は、本当のありさまを意味する「実態」と、要点を確実に捉える意味の「掴む」を用いた言い方です。
まとめ
トラブルが起きた時などに、対処が不十分だったり先行きが不透明な場合、「現状を把握できておらず」を用いることになります。
これを言う場合は問題は何か、今どんな対処をしているかを説明することが大切です。
言い換えとしては「状況を認識できておらず」などを選んでみて下さい。