「直ちに上司に伝えます」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「直ちに上司に伝えます」とは? ビジネス用語

この記事では「直ちに上司に伝えます」について解説をします。

「直ちに上司に伝えます」とは?意味

すぐに上の立場の人に知らせます、という意味になります。

「直ちに」は、時間をあけずに行動をするさまを表す語で、すぐという意味です。

時間をおく程度が非常に短い場合に用います。

「伝え」「伝える」のことで、言葉や記号などを用いて知らせるという意味です。

この場合は話し手側が知らせをします。

「ます」は敬意を表す語です。


「直ちに上司に伝えます」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この言葉は、上の立場の人に報告すべきことがあったときに用います。

建築現場で作業を進めている会社での出来事で説明をします。

この会社は、ある建物を作っているところです。

その現場で事故がありました。

現場には作業をする人だけがおり、上司はその場にいませんでした。

事故は非常に重大な出来事なので、上の人に知らせなければなりません。

事故のその後の処理もしなければならないので、責任をとる立場の人に伝える必要があるのです。

なかったことにするために知らせをしない、というのはいけません。

現場にいた作業員は「上司に知らせなければ」と思い、この言葉をその場にいた人たちに伝えました。

こういった重大な事柄を上の立場の人に知らせなければならない場面で用います。

この言葉を伝えた後には、ほとんど時間をおかずに上司に知らせをします。

何分という定義はありませんが、非常に短い時間です。

この場合は「お伝えします」とする必要はありません。

そうすると、上司に対して敬意を表すことになります。

この場合は身内に敬意を表す必要はないので、「伝えます」という形にします。


「直ちに上司に伝えます」を使った例文

・『これは大変な事態です。直ちに上司に伝えます』

「直ちに上司に伝えます」の返答や返信例

知らせを必要とする場面であれば「お願いします」の意を伝えます。

すぐにでも上の立場の人に知らせをしてくれるでしょう。

伝えないで欲しいという場合もあると思います。

その場合、伝えないでもらえる場合もあれば、伝えなければならない場合もあります。

どういった出来事なのかによって、知らせが必要なのか、そうでないのかが変わります。

何かを隠そうとしても後でわかってしまうことは珍しくないので、隠そうとしない方がよいでしょう。

まとめ

この言葉は、知らせをしなければならない重大な事柄が起こったときに用います。

重大な事柄が起こったならば、責任のある立場の人に知らせなければなりません。

知られたくないから、面倒だからと知らせを怠らず、すぐに伝えるようにしましょう。

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