「破棄していただきますよう」とは?
ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈していきます。
「破棄していただきますよう」とは?
「破棄していただきますよう」とは、ビジネスで使う会話やメールなどにおいて「お取消しいただきますよう」もしくは「無視していただけますよう」などという意味合いで使われている言い回しです。
普段から付き合いのある取引先や商売相手などに向けて、一旦送った作業依頼や発送指示などについて破棄してもらいたい旨などを伝えることができる表現で、こちらから出した先般の申し込みや働きかけなどについて白紙に戻してもらいたい旨に言及することができる文言です。
「破棄していただきますよう」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「破棄していただきますよう」とは、「大変お手数をおかけいたしますが、先刻お送りしました作業依頼書を取り消していただけますようお願い申し上げます」または「先だってお頼みいたしました商品発送依頼ですが、一旦保留にしていただくことはできますでしょうか」などという意味合いで使われている言い回しです。
ビジネス上で発生するさまざまな申し出やオファーなどについて、一度は提出した正式な依頼を止めてほしい場合などに使用されています。
「破棄していただきますよう」を使った例文
・『先般メールにてお送りいたしましたお見積り書ですが、恐れ入りますが内容に一部不備がございましたので破棄していただきますようお願い申し上げます』
・『以前共有させていただきましたサービスご利用ガイドですが、新しく改訂したしましたので古い書面は破棄していただきますようお願いいたします』
「破棄していただきますよう」の類語や言い替え
・『お取消しいただけますよう』
・『一旦は無視していただけますよう』
・『古い情報として処分していただけますよう』
まとめ
「破棄していただきますよう」とは、ビジネスシーンにおいて「一度決まっていた内容を差し戻していただけますよう」などという意味合いで使われている表現です。
このフレーズを使用する際にはもっている意味やニュアンスなどを深く理解した上で、その時の場面や状況などに応じてそつのないように使いこなしましょう。