この記事では「稲穂がこうべを垂れる」について解説をします。
「稲穂がこうべを垂れる」とは？
季節を表すあいさつの言葉です。
「稲穂」は稲の穂のことです。
イネ科の一年草で、実を米として食べているものの、実がついている部分を指します。
「こうべ」はあたま、かしら、という意味です。
「垂れる」には、ひと続きのものの端をだらりと下げるという意味があります。
「稲穂がこうべを垂れる」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は手紙の中で使用されます。
手紙は用件を伝えて終わりなのではなく、最初にあいさつをします。
拝啓などの頭語、季節を表すあいさつ、相手を気遣う言葉を述べ、その後に用件を伝えます。
その季節を表す言葉として用いられるものです。
日本には四季があり、春夏秋冬でそれぞれ違った様子を見せてくれます。
その季節の様子を言葉で表してみてください。
「稲穂」は秋を表す言葉です。
秋晴れや秋雨などもあるので、そういった季節感を表してもよいでしょう。
この後には用件を述べます。
いくつもの用件を述べてしまうと、何を言いたいのかわかりにくくなるので、伝える事柄はひとつだけにするのが望ましいです。
そして、その後に全体のまとめとなる言葉や相手の健康を願う言葉などと、結語を述べます。
そして、最後は日付・署名・宛名を書きます。
「稲穂がこうべを垂れる」を使った例文
・『稲穂がこうべを垂れる季節となりました』
「稲穂がこうべを垂れる」の返答や返信
手紙をもらったときは、手紙を返します。
用件が伝えられているはずなので、それへの返事を出しましょう。
このときに、季節を表す言葉も伝えてみてください。
稲穂以外にも秋を表す言葉はあるので、自分なりに考えてみましょう。
お礼の手紙をもらったときは、返事を出さなくてもよいです。
贈り物をしたなどで、そのお礼の手紙をもらったときであれば、こちらから手紙を出す必要はありません。
まとめ
この言葉は主に手紙の中で使用されます。
用件だけを伝えるのではなく、こういった季節を表す言葉があると美しさを感じられます。
他にもいろいろと表現できるので、その季節にあった言葉を考えてみてください。
