「苦慮している次第です」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「苦慮している次第です」とは? ビジネス用語

物事が解決に至らず困っていることを表すには、「苦慮している次第です」が使われる場合があります。

会議や相談の中でも用いられる表現ですが、どう使ったら良いか、言い換え語は何かなども確かめてみましょう。

「苦慮している次第です」とは?

とある問題が発生したことや解決できない状況について、現在非常に苦しく悩んでいることについて、人に告げる時の表現です。


「苦慮している次第です」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

どのような職業や場所であっても何らかの問題が起こることがあり、対処法が分からなかったり解決できにくいことがあるものです。

それについて今とても苦悩している状況を人に説明する時などに「苦慮している次第です」と言うのが通常です。

これを使う場合には、自分が何について苦慮しているか付け加えることで、周囲から解決法が提示されやすくなります。

今後どうすべきかについても、説明する場合もあるでしょう。

ただし「次第です」は敬語の形となっていないので、言い換える必要があるかも知れません。


「苦慮している次第です」を使った例文

・『なかなか事態の収拾に至らず、苦慮している次第です』
・『近頃は欠員が出て、業務がはかどらずに苦慮している次第です』

「苦慮している次第です」の類語や言い替え

「苦慮している次第でございます」は、あるの丁寧語となる「ございます」を用いることで、一層改まった言い方です。

「苦慮している状況です」は、その時々のありさまを表す「状況」を使うことで、同じ意味になります。

「四苦八苦している次第です」は、物事が上手くいかず色々苦悩している意味の「四苦八苦」を使った言い方です。

また「苦慮」については「苦悩」「苦心」「苦労」などに言い換えることもできます。

まとめ

何かトラブルが起き、解決できずに思い悩んでいる状況を告げる時に、「苦慮している次第です」を使うのでした。

これを使う場合はどんな問題が起きているか、どうすべきかなども併せるのが通常です。

言い換える場合は「ございます」の形にしてみたり、苦慮を「苦悩」などに、次第を「状況」などに変えてみるのが適切でしょう。

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