「資料を同封いたしますので」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど、分かりやすく解説していきます。
「資料を同封いたしますので」とは?
「資料を同封いたしますので」とは、相手に郵送で何かの文書やデータを送る際に使用できる言葉です。
「資料」とは「何かの元になる存在」を表す言葉で、紙媒体だけでなく写真や画像、音声データなども含まれます。
「同封」は「どうふう」と読み、一つの封筒に一緒に入れることを指します。
そこに「するので」の謙譲語である「いたしますので」を組み合わせて「必要なものを一緒の封筒に入れて送りますので」という表現になります。
続く語尾には「ご参照ください」「ご参考にしていただければ幸いです」など、相手にとって欲しい行動を入れるのが一般的です。
「資料を同封いたしますので」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
それでは、ビジネスで「資料を同封いたしますので」を使用する場合、どのような使い方になるでしょう。
たとえば、あなたが取引先に新製品の説明資料を送るとします。
その際、「新しい製品の取扱説明書について、資料を同封いたしますのでご参照ください」のように使用するとへりくだった丁寧な印象になります。
「資料を同封いたしますので」を使った例文
・『資料を同封いたしますのでご覧になっていただければ幸いです』
・『会議資料を同封いたしますのであらかじめお目を通しておいていただけますでしょうか』
・『最新の資料を同封いたしますので差し替えお願いします』
「資料を同封いたしますので」の類語や敬語での言いかえ
たとえば「同封いたします」は「同梱いたします」「一緒に送ります」「共に送付させていただきます」「一緒に封入いたします」などに言い換えできます。
「資料」は内容物により「ファイル」「書類」「文献」「データ」「説明書」などに言いかえることもできますので、使用するシーンや相手先によって使い分けましょう。
まとめ
このように「資料を同封いたしますので」は、相手に郵送で何かの文書やデータを送る際に使用できる言葉です。
ビジネスでもプライベートでも使える言葉ですので、覚えておくとよいでしょう。
