「都度」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「都度」とは? ビジネス用語

ここでは「都度」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。

「都度」とは?

「都度」は、何かが行われるごとという意味になります。

「足りなくなった時には、その都度補充いたします」のような使い方をした場合、足りなくなるごとに補充を行うと言っており、「○○には行く都度、新しい発見がある」とすると、○○に行くごとに新しい発見をすることができるという解釈になります。

先のような「その都度」という使い方をすることが多く、そういうことがある度にという意味で口語、文章のどちらでもよく見聞きする形です。

それだけの使い方になる表現のため、これといって難しい使い方をすることはなく、ビジネスを始めとした色々なシーンで用いられています。


「都度」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この「都度」は、「その都度」と使うことが多いと書きましたが、その用い方は「その度に」と言い替えても一緒です。

「〜都度」という使い方も、「〜度に」とすることができるので、「都度」と無理に使う必要はありませんが、文章で用いる時にはその方が締まって見えるため、特にビジネスでのそれでは言い替えに遭えてこう使うことがあります。

また、それごとに、その度に、といった意味自体を強調できるという点もあり、それを目的に使う場合も少なくありません。

ですが、そのために逆に、「噛む度に歯が痛い」といったような使い方を「噛む都度〜」としては大袈裟になるだけなので、そうとはならない用い方が求められます。


「都度」を使った例文

・『あの番組は、放送される都度録画するほど気に入っています』
・『梅雨時なので、外出する都度傘を持ち歩くことにしている』

「都度」の類語や言い替え

・『毎回』
そのままの置き換えにはならない場合がありますが、「都度そのようにしている」「毎回そのようにしている」と使っても同じ意味になるように、「都度」の使い方次第で言い替えとして用いることができます。

その場合には、この「毎回」とした方が堅くならず、自然な表現になるため、そのようなこちらを用いた方が向いている場合に使うといいでしょう。

まとめ

「都度」は、何かのごとに、という意味で用いられます。

それがあるごと、そこにいくごとに、などと色々な使い方をすることができ、その度にと解釈すると分かりやすく、その何かのごとという意味を強調したい時に代わりに用いるのに向いています。

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