ビジネスのやりとりの中では、「ご入力の上、そのままご返信ください」と言うことがあります。
電子メールでも使われがちなこの言葉の正しい用法、使ってみたい類語などはどんなものなのか、確かめてみることにしましょう。
「ご入力の上、そのままご返信ください」とは?
電子メールなどの記入欄に必要事項を入れた状態にして、送り返して欲しいことを伝える時に用いられる敬語の表現です。
「ご入力の上、そのままご返信ください」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
何かの取引を目的として、文字の記入をお願いする目的で使われることがあります。
入力内容は会社や場合によって異なりますが、一般的には住所、氏名、電話番号などの基本情報と、取引に必要な事項、捺印などです。
基本的に入力とは電気的な動力や信号の意味なので、電子メールやメールフォームに対する記入の際に用いられ。
紙の書類に対しては適合できません。
「ご入力の上、そのままご返信ください」を使った例文
・『必要事項をご入力の上、そのままご返信ください』
・『住所、氏名、電話番号、ご希望のタイプ等をご入力の上、そのままご返信ください』
「ご入力の上、そのままご返信ください」の類語や言い替え
「ご記入の上、ご返信をお願いいたします」は、書類などの上に文字を書き入れる意味の「記入」と、しますの丁寧語「いたします」を併せた表現です。
「ご記載の上、そのままご送信ください」は、文書にあることを載せる「記載」と、データを通信を送る意味の「送信」を用いて似た意味になります。
「ご入力の上ご返信ください」の場合は、そのままを省いて簡易に表した形です。
まとめ
取引の電子メール上などに必要な事項を入れ、送り返すことをお願いするのが、「ご入力の上、そのままご返信ください」という言葉なのでした。
入力と言う場合は電気的な意味があることには注意が必要です。
言い換えるならば「ご入力の上ご返信ください」などを用いてみると良いでしょう。
