予定が変わったことを、丁寧にお知らせしたい時もあるもの。
「急な変更となり」の使い方を見ていきましょう。
「急な変更となり」とは?
「急な変更」とは、スケジュールになかった臨時の変更をいいます。
会社の上司に相談したところNGが出てしまい路線変更になった場合など、想定していなかった変更点をあらわします。
この場合の「なり」の後には「誠に申し訳ありません」などお詫びのフレーズが入ります。
「急な変更となり」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
やむを得ない事情で計画そのもの、あるいは日程や場所が変わることがあります。
自社だけならまだしも、関係各社に伝えなければいけないので、担当する側にとっても心苦しい課題がつきつけられます。
「急な変更となり」はこちらの都合で相手を振り回していることを、お詫びする言い方です。
言いにくいことなので、つい後回しにしたくなりますが、先方あってのお仕事。
スケジュールの変更の場合、早めにお伝えしないと他の予定で埋まってしまうことがあります。
謝罪の気持ちを大切にしつつ、迅速な連絡を心がけていきましょう。
「急な変更となり」を使った例文
・『急な変更となり、誠に申し訳ございません』
・『急な変更となり、心よりお詫び申し上げます』
「急な変更となり」の類語や言い替え
よく似ている言い方に「急な変更にもかかわらず」があります。
「急な変更にもかかわらず、快く承諾していただきありがとうございました」のように、予定変更を先方が受け入れてくれた時に使います。
慌ただしいお願いであったのに、広い心で対応してくれた担当者の方にお礼を伝えておきましょう。
このほか言い替えの表現に「間際のご連絡となり」や「直線のご連絡となり」そして「急なお願いとなってしまい」も挙げられます。
「急なお願いとなってしまい、ご迷惑をおかけいたします」と用いていきましょう。
まとめ
「急な変更となり」をお伝えしました。
曖昧な表現を正しく学んで、言葉の達人を目指していきましょう。
