お詫びの気持ちを、最大級に表現したいことがあります。
「せっかくご調整いただいたにもかかわらず」の使い方を見ていきましょう。
「せっかくご調整いただいたにもかかわらず」とは?
どう睨めっこしても、先方の予定とこちらの予定の折り合いが付かないことがあります。
「せっかく」は相手の苦労を思いやる表現です。
「ご調整」はスケジュールのやり繰りを示しています。
「にもかかわらず」とあるので、先方の立ててくれた予定に都合が付かないことをあらわしています。
「せっかくご調整いただいたにもかかわらず」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
忙しい人同士が都合を付けて会うのは、意外と大変なものです。
スケジュールの再調整をお願いしたい時のひと言が「せっかくご調整いただいたにもかかわらず」です。
相手が苦労して作ってくれたプランに、こちらの予定が合わなくて「ごめんなさい」と言いたい時に用いられています。
急用ができてしまい、相手の約束をキャンセルする際にも使えるので覚えておきましょう。
「申し訳ございません」とお詫びの表現を付けて、失礼のない言い方に整えていきたいです。
「せっかくご調整いただいたにもかかわらず」を使った例文
・『せっかくご調整いただいたにもかかわらず、失礼をお許しください』
・『せっかくご調整いただいたにもかかわらず、申し訳ございません』
「せっかくご調整いただいたにもかかわらず」の類語や言い替え
同じような言い方に「せっかくの機会にもかかわらず」があります。
招待状を受け取ったものの、他の予定が入って欠席で返答する際に使います。
「せっかくの機会にもかかわらず、お伺いできない非礼をお許しください」と添えていきます。
このほか言い替えの表現に「ゆとりある日程をいただきながら」や「複数の候補を挙げていただいたにも関わらず」が挙げられます。
心のこもった返答をしていきましょう。
まとめ
「せっかくご調整いただいたにもかかわらず」の使い方を見てきました。
それぞれの敬語を学んで、仕事のスキルを上げていきましょう。
