この記事では「社内会議にて検討いたしましたところ」について解説をします。
「社内会議にて検討いたしましたところ」とは?意味
会社の組織内部で話し合ったところ、という意味です。
「社内」は会社の建物の内部、会社の組織の内部を意味します。
「にて」は、手段・方法、場所を表す語です。
「いたし」は「する」の謙譲語で、自分側の行為を低めて表現をして、相手に敬意を表します。
「まし」は敬意を表す語で、「た」はその行為が過去に行われた意を表す語です。
「社内会議にて検討いたしましたところ」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、会社の内部で話し合ってどうなったのかを伝える際に用います。
社内の人に伝える場合でも、社外の人に伝える場合でも用いることのできる言葉です。
会議は閉ざされた空間で行われます。
そのため、社内会議で話された事柄は、社内の人であっても知らない場合があります。
情報を共有する必要があるならば、話し合われた事柄を社内の人であっても知らせをするようにします。
話し合われた内容はこの後に述べます。
詳しい内容は資料で伝えるということもあります。
口頭での説明では難しい場合は、資料を使うとよいでしょう。
話し合いをした結果、相手にとって望ましくない結論に達することもあります。
相手にとって望ましくない結論を伝える場合は、相手の気持ちに配慮をした伝え方をしましょう。
相手の気持ちに配慮をすることで角が立ちにくくなります。
「社内会議にて検討いたしましたところ」を使った例文
・『社内会議にて検討いたしましたところ、購入は見送ることとなりました』
「社内会議にて検討いたしましたところ」の返答や返信
伝えられた事柄を受け入れられるならば、「わかりました」の意を伝えます。
考えを変えて欲しいときは、自分の意見を伝えてみてください。
なぜそう思うのか、きちんとした理由を述べることが大切です。
きちんとした理由がないと、相手の考えを変えることは難しいでしょう。
その際に考えを押しつけると相手を不快にさせるので、自分の考えを押しつけないようにします。
まとめ
この言葉は、社内で話し合ってこういう結果になったということを伝える際に用いるものです。
この後には、相手にとって望ましいことを伝える場合もあれば、望ましくない事柄を伝える場合もあります。