感謝の気持ちを表現できると、周りの人といい関係を保てます。
「温かくご指導くださりありがとうございました」を見ていきましょう。
「温かくご指導くださりありがとうございました」とは?
「温かく」とは人情味あふれる対応をいいます。
その人の器を感じさせる、心意気や思いやりを示しています。
この場合は「ご指導ください」と繋げているので、思いやりある指導を受けたことにお礼を述べています。
ちなみに「くださる」は「くれる」の尊敬語。
温かい導きに、感謝する言い回しといえるでしょう。
「温かくご指導くださりありがとうございました」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
熱心に指導してくれた方に「ありがとう」と気持ちを送りたい時は、言葉にあらわすことも大切です。
「温かくご指導くださりありがとうございました」は研修や業務のフォローをしてくれた方にお礼を伝える言い方です。
例えば新人研修の指導にあたってくれた講師の先生、未熟な仕事にアドバイスをしてくれた先輩や上司にお礼の言葉として使っていきましょう。
またこちらの文言は間違いではありませんが、一般的には「ご指導くださり」よりも「ご指導いただき」の方がポピュラーに使われています。
よく使われる表現も頭に入れておき、ボキャブラリーを増やしていきましょう。
「温かくご指導くださりありがとうございました」を使った例文
・『温かくご指導くださり、誠にありがとうございました』
・『温かくご指導いただき、ありがとうございました』
「温かくご指導くださりありがとうございました」の類語や言い替え
似ている言い回しに「ご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします」があります。
こちらは挨拶用語のひとつで、新任の挨拶文にも使えます。
へりくだって指導をお願いする言い方で、上司はもちろん社外の方にも使えます。
また言い替えの表現に「熱心にご指導くださり、ありがとうございました」が挙げられます。
まとめ
「温かくご指導くださりありがとうございました」を解説しました。
適切な言い方を知って、敬語の上級者を目指してください。
