ここでは「後程よろしくお願いします」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「後程よろしくお願いします」とは?
「後程よろしくお願いします」は、このように使った連絡の後にその相手と会う、または何かをお願いするために用いる表現になります。
前者としては、電話でこの後に約束をした相手と会うことになった場合に、「それでは後程よろしくお願いします」のように使い、「それでは後ほど」を丁寧にした形で用いていると考えていいでしょう。
後者の使い方は、その相手から今は手が離せない状況だと言われたような場合に、「そちらが終わりましたら、後程よろしくお願いします」と用いるといった具合です。
「後程よろしくお願いします」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「後程よろしくお願いします」は、先のような2つの使い方がありますが、後者として紹介した方にはあまり用いられていません。
基本的には挙げたように、「では後ほど」を丁寧にして伝えるための表現だと考えてよく、その相手とこれから会う予定があるため、その確認といった使い方になります。
そのこれからは、その日のうちのことになり、それが明日以降になる時には用いません。
よって、午前にこの表現を使って午後から会う場合でも構いませんが、当日中の約束に限って使われる表現となっています。
「後程よろしくお願いします」を使った例文
・『15時には到着するようにこちらを出ます。では、後程よろしくお願いします』
・『手が空いたらで結構ですので、後程よろしくお願いします』
「後程よろしくお願いします」の類語や言い替え
・『後程ご連絡いたします』
このように用いると、この表現より後にまた連絡をすると言っています。
その連絡時にはまだ分からないことが判明した時点で、といった使い方になることが多く、「では、分かりましたら後程よろしくお願いします」などと用いられており、この表現ではそれが当日中になるとは限りません。
まとめ
「後程よろしくお願いします」は、この後にその相手と会う予定がある時に、その確認として使われる表現です。
「では後ほど」と言っているのと同じだと考えてよく、丁寧にそのように伝えるために用いられます。
後で何かをお願いするという使い方もできますが、あまり一般的な用い方ではありません。