商品の買取りをするお店のほうで使われるフレーズが、「お買取り不可になります」です。
これは買い取れないことを表しますが、少々利用者にとっては厳しい言葉に感じてしまいます。
使い方や言い替えなどについてを、考えてみましょう。
「お買取り不可になります」とは?
ある顧客が買取り依頼を行った商品について、店舗側では買い取ることができないことを伝えるための表現です。
「お買取り不可になります」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
家電、本、おもちゃ、貴金属など、各種品物を買い取るショップは各地に存在します。
しかし店舗側で何かの品物の審査をした結果、買取りの基準に合わないことも珍しくありません。
その時に利用客に対し「お買取不可になります」と伝えて、お断りをする用法がされます。
これを使う場合、「壊れたおもちゃについては」のように、何の商品が何の理由で買取り不可能であるか伝えることが良いです。
買取り不可の商品が複数ある場合には、きちんと商品名で呼ぶ必要性も出るかも知れません。
ただし単純に「これはお買取不可になります」だけ言うと、冷たい印象と受け取られることもあります。
「申し訳ありませんが」などのお詫びの言葉と併せることも可能です。
あるいは言い替えたほうが良い場合もあるでしょう。
「お買取り不可になります」を使った例文
・『こちらの商品につきましては、破損しているためお買取不可になりますのでご了承ください』
・『申し訳ありませんが、明らかに壊れているおもちゃはお買取不可になります』
「お買取り不可になります」の類語や言い替え
「お買取りすることができません」は、買取りすることは不可能であることを表しています。
「お買取りできかねます」は、することは困難との意味がある「できかねる」を用いた形です。
「お買取りは致しかねます」は、することが難しいとの意味の丁寧な表現となります。
「お引き受け不可になります」は、対処できないことを表す表現で、買取り不能なニュアンスを含んでいます。
まとめ
お店のほうで顧客が頼んできた商品の買取りができないことを伝えるのが、「お買取り不可になります」との表現なのでした。
何の商品が、何の理由で不可であるかを明らかとしたり、お詫びの言葉と併せるなどの使い方が適切です。
「お引き受け』などの言葉を使って、別の言い方を採用することも検討してみてください。