この記事では、ビジネスシーンでよく使われるフレーズの「恐れ多い事でございます」について、その意味や使い方や言い換え表現などを徹底解説します。
「恐れ多い事でございます」とは?
「恐れ多い事でございます」のフレーズにおける「恐れ多い」は、文字通り「恐れが多いこと」を意味する言葉ですが、ここでの「恐れ」は「申し訳なさ」や「ありがたさ」に対する「恐れ」を指しています。
また「ございます」は、「ある」の丁重語の「ござる」に、丁寧語の「ます」が付けられた表現です。
したがって、「恐れ多い事でございます」のフレーズは、「大変にありがたい事です」や「大変に申し訳ない事です」といった意味の丁寧な表現となります。
「恐れ多い事でございます」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「恐れ多い事でございます」のフレーズは、上司等から仕事の成果を上げたことに対して、大変なお褒めの言葉をいただいた際に、「大変にありがたい事です」との意味でよく使われます。
また、自分が大きな失敗を犯した場面で、上司が寛大な対応をしてくれた際に、改めて「大変に申し訳ない事です」との意味で使われることもあります。
いずれの場合も、自分が非常に「恐縮していること」を伝える表現だと言えます。
「恐れ多い事でございます」を使った例文
・『過分なお褒めの言葉、恐れ多い事でございます』
・『私の失敗のリカバリーをしていただき、誠に恐れ多い事でございます』
「恐れ多い事でございます」の類語や言い換え
「恐れ多い事でございます」のフレーズは、「大変にありがたい事でございます」や「大変に申し訳ない事でございます」と言い換えることができます。
また、「恐れ多い」の類語としては「大変恐縮」が挙げられます。
したがって、このフレーズは「大変恐縮でございますが」と言い換えることもできます。
まとめ
「恐れ多い事でございます」のフレーズは、「大変にありがたい事です」や「大変に申し訳ない事です」といった意味の丁寧な表現です。
