「些細なことでもかまいませんので」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「些細なことでもかまいませんので」とは? ビジネス用語

ここでは「些細なことでもかまいませんので」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。

「些細なことでもかまいませんので」とは?

「些細なことでもかまいませんので」は、ほんの小さなことでもいいので、という意味で用いられます。

「些細なことでもかまいませんので、お気づきになりましたことがありましたらお知らせください」といったような使い方になり、どんな小さいことでもいいので、気づいたことがあれば教えて欲しいと言っています。

その意味から、そういったことに気づいた時には知らせて欲しい、そのようなものがあれば教えてといった使い方がほとんどになります。


「些細なことでもかまいませんので」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この「些細なことでもかまいませんので」は、先のように、使われ方が大分限られている表現になります。

これについて知っている人は「どんな些細なことでもかまいませんので、お知らせいただければと思います」などという使い方がよく見られ、何かについてほんの僅かな情報でも欲しいといった時に向いています。

上のように「どんな」と頭につけたり、「ほんの〜」と使うことも多く、そういった用い方をしても意味としては一緒です。


「些細なことでもかまいませんので」を使った例文

・『先日の事故について、どんな些細なことでもかまいませんので情報提供をお待ちしています』
・『ご不満な点がありましたら、些細なことでもかまいませんのでお知らせください』

「些細なことでもかまいませんので」の類語や言い替え

・『瑣末なこと』
この「瑣末」(さまつ)は、「些細」とよく似た意味になり、「〜なこと」としてほんの小さいことという解釈になる表現です。

よって、言い替えになりそうなものですが、こちらは取るにたりないこと、くだらないことといったニュアンスで用いられるため、「〜でもかまいませんので」と使うには向いておらず、「瑣末なことになりますが〜」とこちらからそれだと言い出す場合によく用いられています。

まとめ

「些細なことでもかまいませんので」は、ほんの小さなことでいいので、という意味になります。

それについて、どんな情報でもいいので、気づいたことがあれば何でもいいので、などと使われており、そういったことを求めるために用いられる表現です。

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