「誠に遺憾です」とは?
ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈していきます。
「誠に遺憾です」とは?
「誠に遺憾です」とは、ビジネスで使われる会話やメールなどにおいて「非常に残念なことであると実感しております」または「大変心残りであると存じております」などという意味合いで使われている表現です。
ビジネス上では職務や作業などに関わりのある人員や組織などで支え合いながら仕事を進めていきますが、自分や自社などが思い描いていたとおりには仕事が進行しなかったり、職務を進めていく中で予想外の障害や欠陥などが発生してしまった場合などに使用されています。
「誠に遺憾です」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「誠に遺憾です」とは、「納得するのが困難な状況でございます」または「後悔してもしきれないほど悔やんでおります」などという意味合いで使われている表現です。
ビジネス上では複数の会社や組織などと足並みを揃えて業務や任務などに取り組んでいかなければなりませんが、関係者の思いどおりにはことが運べなかったり、意図していたような結果を導き出すことができなかった際には、上記のフレーズを用いて無念な思いを表明することができます。
また、残念な結果を受けた今後の展望や取り組み方などについても述べておけば、前向きな業務連絡として受け取ってもらえます。
「誠に遺憾です」を使った例文
・『本事業において不備や問題点が噴出していることにつきましては、誠に遺憾です』
・『誠に遺憾ですので、次回また同じ機会がある場合にはより慎重に行いたいと思っております』
「誠に遺憾です」の類語や言い替え
・『大変お気の毒であると存じます』
・『申し訳ないことであると深く認識しております』
・『痛恨の極みであると理解しているつもりでございます』
まとめ
「誠に遺憾です」とは、ビジネスの場において「志半ばで非常に口惜しいとは存じますが」などという意味合いで使われている表現です。
このフレーズを使用する際にはもっている意味やニュアンスなどを十分理解した上で、その時の場面や状況などに応じて適切に使いこなしましょう。
