ここでは「何かありましたらご遠慮なく」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「何かありましたらご遠慮なく」とは?
「何かありましたらご遠慮なく」は、何かがあった時には遠慮せずに、という意味になります。
「何かありましたらご遠慮なくお知らせください」などと使うことがほとんどで、この「何か」は気づいたことや質問など、ある程度の幅をもたせて用いています。
よって、基本的には何でも構わないということになりますが、それまでの説明の後に使った場合には、その内容に関して、「○○について何かありましたらご遠慮なく〜」と用いた時にも、その○○に関連するなら何でもと言っていると捉えてください。
「何かありましたらご遠慮なく」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「何かありましたらご遠慮なく」は、先のように、この後には「お知らせください」や「お訊ねください」などと続けて用います。
連絡方法を指定して、「何かありましたらご遠慮なくメールでお知らせください」のように使うこともでき、口語、文章を問わず用いられています。
その口語の場合には、実際の相手を前にして使う場合が多く、施設などの利用者に対し、一通りの説明をした後にそのように用いることも多いです。
ビジネスシーンでは、何かの説明会のようなシーンでそういった使い方をされる場合がよく見られます。
「何かありましたらご遠慮なく」を使った例文
・『こちらの商品につきまして何かありましたらご遠慮なくお訊ねください』
・『何かありましたらご遠慮なく、以下のサポートダイヤルまでお電話にてお問い合わせください』
「何かありましたらご遠慮なく」の類語や言い替え
・『何かありましたら気兼ねなく』
この「お気兼ねなく」としても、遠慮せずにという意味になるため、同じように使われています。
こちらは口語で使うには向いていないので、主に文章で用いられており、同様に「何かありましたら気兼ねなくご連絡ください」などと言い替え表現として使うことができます。
まとめ
「何かありましたらご遠慮なく」は、何かがあった場合には遠慮せずに伝えて欲しいという使い方になる表現です。
その方法やどこまでと添えて用いることができ、ビジネスシーンやBtoCでも販売している商品やサービス類に何かがあればとよく使われています。
