正しい言い方なのか、尋ねたくなるビジネス敬語もあるものです。
「幸いに思います」の適切な使い方と類似表現を調べていきましょう。
「幸いに思います」とは?
この場合の「幸いに」とは、ありがたい気持ちを示しています。
叶うのなら嬉しい、このような前向きな気持ちが詰まっています。
また「思います」はそう考えていることを述べています。
そのため「幸いに思います」で「幸せなことだと感じています」と訳せます。
とある状況を前向きに捉える、雰囲気のいい敬語といえるでしょう。
「幸いに思います」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
何気ないひと言によって、印象も大きく変わってきます。
「幸いに思います」はそうであれば、こちらも嬉しく思うという前向きな意向をあらわせます。
一方でビジネスシーンで「幸いに思います」は使用頻度の低い表現。
似ている言葉に「幸いです」や「幸いに存じます」あるいは「いただけますと幸いです」があります。
「幸いに思います」は敬いの表現が少ないため、オフィシャルな場では中途半端に見えることも。
その他のフレーズも取り入れていくと良いでしょう。
「幸いに思います」を使った例文
・『こちらにお越しいただければ、幸いに思います』
・『パンフレットを1部頂ければ、幸いに思います』
「幸いに思います」の類語や言い替え
似ている言葉に「幸いです」があります。
色々な文章の末尾につけると「してもらえると、嬉しいです」という意味合いに変わります。
穏便に物事を頼みたい時に使われる表現なので「来週までにご返信いただけますと幸いです」と用います。
言い替えに「幸いに存じます」があります。
「思います」を丁寧にしたのが「存じます」なので、適切に用いていきましょう。
「ご確認いただけますと幸いに存じます」と使います。
まとめ
「幸いに思います」を解説しました。
日々使っている表現の正しい言葉を知って、敬語力を向上させていきましょう。
スキルアップに活かしてください。