「いずれにしましても」とは?
ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈していきます。
「いずれにしましても」とは?
「いずれにしましても」とは、ビジネスシーンや敬語での会話などにおいて「どちらに転んだとしましても」あるいは「どっちに進んだ場合でも」などという意味合いで使われている言い回しです。
漢字では「何れ」ないし「孰れ」などと標記される「いずれ」という語は、「はっきりとは定めない」さまや「また次回行う」様子などを示す言葉で、上記のフレーズは「どちらを選んだとしても」または「それは別で考えるとして」などというニュアンスで使用されています。
「いずれにしましても」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「いずれにしましても」とは、「どのような展開になったとしても」もしくは「どんな事情があったところで」などという意味合いで用いられている言い回しです。
「この先どんな道を行こうともきっと同じことが起こる」などというニュアンスで使われている表現で、ビジネスにおいては「どんな決断になろうとも」および「どのように進めたとしても」などという意味で用いられている文言で、もう一方でどっちへ向かっても何が待っているのかについても触れておかなければならないでしょう。
「いずれにしましても」を使った例文
・『いずれにしましても、次回の打ち合わせは来月中に開催する予定でおります』
・『いずれにしましても、本研修期間は新入社員のみなさんにとっては大変有意義な時間になると存じます』
「いずれにしましても」の類語や言い替え
・『どっちに進んでいったとしても』
・『それは一旦置いておいて』
・『何が生じたとしても』
まとめ
「いずれにしましても」とは、ビジネストークや敬語での会話シーンなどにおいて「その件は別にするとして」などという意味合いで使われている表現です。
このフレーズを使用する際にはもっている意味やニュアンスなどをしっかりと理解した上で、その時の場面や状況などに応じてそつのないように使いこなしましょう。