「こうなった以上」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「こうなった以上」とは? ビジネス用語

何か思い切った行動に移す場面では、「こうなった以上」が使われます。

これは望まない状況に関わる表現です。

こうなった以上の意味や用法をご紹介します。

「こうなった以上」とは?

現在の思いもよらない状態に至ってしまったからには、の意味があり、現状の不測の事態の打破に向かってくことを言い表す時に使われます。


「こうなった以上」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

自分が意図するしないに関わらず、まったく望んでいなかった思わぬ結果に至ることがあります。

思い切った行動をしなければ現状の打破に繋がりませんが、そのような状況で「こうなった以上」を用いるのが良いです。

これにより今後の自身の行動を示したり、その覚悟や決意を表したり、他者に行動を促すこともできるでしょう。

使う場合には、自分を巻き込む思いもよらない状況が、目の前で起こっていることが前提条件です。

それを踏まえて「覚悟を決めて動く」などのように、必要な行動について述べると良いでしょう。

ただし思いもよらぬ事態とは言っても、決して悪い状況ばかりに使う表現ではないことにも気をつけてください。


「こうなった以上」を使った例文

・『まさかこのような結果になるとは、思っていませんでした。こうなった以上は覚悟を決めて動くしかありません』
・『こうなった以上は、思い切って前に進んでみたほうが良いのではありませんか』

「こうなった以上」の類語や言い替え

「このような結果になったからには」は、いまのような思いもよらぬ状況に至った以上のことを表しています。

「こうなったからには」は、現在の望まない状況に至った以上の意味です。

「現状に至ったからには」としても、今の思いがけぬ状態になった以上を表しています。

「こうなったら」のとする場合も、このような望まない状態に至った以上を意味する形です。

「それならば」も同じ意味に取れますが、他に比べると簡略化した表現になります。

まとめ

思いがけぬ結果に直面したので、現状の打破に向かうことを示すにあたり、「こうなった以上」を使うことができます。

悪い状況に使われがちですが、決して悪い状況ばかりに使うばかりではありません。

不測の事態に直面した時には、この表現によって乗り越えてみてはどうでしょうか。

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