この記事では「厚く御礼」について解説をします。
「厚く御礼」とは？
非常に感謝をしていることを表す言葉です。
「厚く」は心を込めている程度が大きいことを表します。
「御礼」は感謝の気持ちを表すこと、またそれを示すための言葉や贈り物をいいます。
「厚く御礼」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、非常に感謝をすることがあったときに伝えます。
「御礼」は漢字で書くと改まった雰囲気になります。
非常に感謝をするようなことをしてもらう場面は、改まった雰囲気であることが少なくありません。
どういった場面なのかを考えて、漢字にするか、ひらがなにするかを選んでください。
日常の中では使う機会は少ないでしょう。
日常、お礼を述べる場面はさまざまあると思います。
たとえば、物を貸してもらった、お茶を淹れてくれた、コピーをとってくれたなどです。
こういったときにも「ありがとう」の気持ちを伝えますが、そのときにこの言葉を使うとおおげさです。
非常に感謝をしていることを伝える場面とは、お客さまや取引先がひいきにしてくれた、大きな協力を得たといったときです。
こういったときは簡単な伝え方は避けるようにしましょう。
その伝えるときの態度も重要です。
そして、使う頻度にも気をつけてください。
頻繁に用いていると、大げさだと思われてしまうでしょう。
「厚く御礼」を使った例文
・『先日の○○へ厚く御礼申し上げます』
「厚く御礼」の返答や返信
お客さまがひいきにしてくれたことに対しての言葉の場合は、世間に向かって伝えていることになります。
こういったとき、セールを開催したりすることがあります。
そういった情報がないか確認しておくとよいでしょう。
自分が手伝いをした場合は、「頑張ってください」「たいしたことではありません」「また力になります」など、さまざまな返答が考えられます。
その人との関係や、何をしたのかにあわせた返答をしてください。
まとめ
この言葉は、ありがたいと思っている程度が大きいことを伝えるために用いるものです。
日常使うことは少ないのですが、ここぞというときに使うと気持ちが伝わります。
