この記事では「ご丁重なるご厚志」について解説をします。
「ご丁重なるご厚志」とは?
丁寧な深い思いやり、という意味です。
「丁重」には、扱い方やもてなし方が礼儀正しく、親切丁寧であることや、そのさまという意味があります。
相手の立場を考えて、礼儀正しく細やかに心を配ることをいいます。
「ご」は他人の行為や持ち物などを表す言葉について、その人に尊敬の意を表します。
「厚志」は心のこもった親切という意味です。
「ご丁重なるご厚志」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、何か礼儀正しく親切なことをしてもらったときに用います。
たとえば、葬儀の際に供花や供物をもらったときです。
葬儀に参列できない方から、供花や供物をいただくことがあります。
その際にはお礼を伝えるようにしましょう。
手紙でお礼を伝えることが丁寧で望ましいのですが、親しい人であれば電話でも構いません。
葬儀が終わってから1週間以内に連絡をするようにしましょう。
時間があまりにも経ってしまうと、贈った側は受け取ってくれただろうか、届いただろうかと心配になってしまいます。
品物に対して、品物を返してお礼をする必要はありません。
また、忌み言葉があるので使わないようにしましょう。
たびたび、しばしば、九、四など、不幸が重なることや不吉なことを予感させる言葉は避けます。
「ご丁重なるご厚志」を使った例文
・『ご丁重なるご厚志に感謝しております』
「ご丁重なるご厚志」の返答や返信
こちらが何かを贈って、そしてこの言葉をもらっています。
手紙でお礼をもらったときは、こちらから手紙を出す必要はありません。
電話をもらったときは、この後に会話をすることになるでしょう。
相手は落ち込んでいるかもしれないので、その点に配慮をしてください。
励ましの言葉をかける必要はありませんが、配慮のない言葉は避けるようにしましょう。
まとめ
この言葉は、何かをもらったときに伝えるものです。
供花や供物をもらったときに使われることがあります。
こちらのことを思って贈り物をしてくれているので、それに対してのお礼を伝え忘れないようにしましょう。