この記事では、ビジネス上でも使用されている「お見受けします」の言葉の意味や使い方に関して解説します。
「お見受けします」とは?意味
お見受けしますは、おみうけしますと読むのが正解な言葉です。
文字で書かれたこの言葉を見れば理解出来る事でしょうが、見て取るといった意味がある見受けるの文字の前に、おを付けた上で、語尾をしますに変化させる事で完成した言葉となっています。
だからこそお見受けしますは、見て取れます、という意味を表すのです。
「お見受けします」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
お見受けしますは、見えます、という意味として使われる言葉となっています。
具体的には、〜の様にお見受けします、という形で利用される事が多く、見た時の印象で判断した事を述べる際に駆使される言葉です。
ただし見受けるではなくわざわざ、お見受けしますという形で丁寧な言い回しに変化させている事から分かる様に、気遣いを込めるべき相手に対して使用すべき言葉となっています。
そのためビジネスシーンにおいては、部下の様に明らかに立場が下と言える人物に対して使うと、大袈裟な表現過ぎて不自然になるので注意が必要です。
とはいえ気遣いこそ込められているものの、敬意までは込められていないため、上司の様な敬うべき相手に使う際には、お見受け致します、という風に敬意を込めた表現を使うべきだったりします。
なのでこの言葉は、身近な先輩の様な気遣いは必要なものの、敬意を込めるという程ではない目上の相手に使用すべき言葉です。
「お見受けします」を使った例文
・『体調が悪い様にお見受けしますが、大丈夫ですか』
「お見受けします」の返答や返信
お見受けしますは、その人物が視覚で捉えた際に得た印象を相手に伝える時に使用される言葉です。
とはいえお〜しますという形で丁寧な表現であるため、自分よりも立場的には上の人間に対して使うべき言葉となっています。
所が敬意まで込めたという程の丁寧さはないため、ビジネス上では身近な先輩に使うべき言葉です。
逆に言うとこの言葉に返答や返信を行うのは、相手よりも立場としては上にあたる人物であると言えます。
ただし基本的に、相手が目で見て感じた印象を語るため、返答や返信例としてその印象に対して、肯定や否定をするといったケースが考えられるのです。
具体例としては肯定するケースでは、言う通りだ、という言葉があり、否定するケースでは、そんな事はない、といった言葉を挙げる事が可能です。
まとめ
お見受けしますは、見て取れますという意味の言葉として用いられています。
要するに、その人物が目で見て受けた印象を語る時に、用いられる事が多く見られる言葉です。
もっとも、お〜しますという丁寧な言い回しが利用されている事から、ビジネス上では部下の様な目下の相手に使うべき言葉ではありません。
気遣いが必要となる身近な先輩といった幾分、目上にあたる人物に対して使うべき言葉となっています。
