ここでは「下記の期間」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「下記の期間」とは?
「下記の期間」は、この言葉の後に記載される期間を表現するために用いられます。
よって、後に必ずその期間が記載されることになり、それについての説明が同じ文章中のどこかにあるという使い方になります。
つまり、この「下記の期間」とされる期間には営業時間が通常より短くなる、その期間は休みだといったような周知をするために使われるもので、ビジネスはもちろん、お店や色々な告知などで用いることができます。
例として、その期間中に応募を受け付けている懸賞などでも利用され、そのような用件をこの言葉の後に続けて、記載した期間がどのようなものなのかをはっきりとさせて使います。
「下記の期間」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「下記の期間」は、「記」としているように文章で使うもので、その期間がどういう意味なのかという説明とセットで用いられます。
形式として、「下記の期間は営業時間を午後7時までに短縮します」といったような使い方をした場合、この後に「○月△日~×日」などと「下記の期間」に該当する実際の期間が続きます。
このようにはっきりと日付を指定する場合だけでなく、「当面の間」のようにすることもでき、そういった使い方もまま見掛けることがあります。
ビジネスでは会社として夏季休暇などで会社全体が休みになる場合や、サポート窓口が同様に休みになる、営業時間が変わるといったような時に使われることが多いです。
「下記の期間」を使った例文
・『下記の期間を臨時休業とさせていただきます。休業期間:○月△日〜末日』
・『下記の期間に指定のアドレスまでEメールでご応募ください。応募期間:○月△日〜×日』
「下記の期間」の類語や言い替え
・『以下の期間』
意味や使い方は「下記の期間」と全く同じで、同様にこの後に「以下」に該当する期間が続きます。
こちらも文章専門の表現になり、「以下の期間は社員研修のため、全社休業となります」などと使われます。
・『後述する期間』
こちらもほとんど同じ意味になりますが、すぐ後に期間の記載が続く場合には向いておらず、そこから少し後にそれが記載される場合に使われます。
一旦何かのクッションを入れる場合や、文章の流れ的にすぐには期間を記載できないような時に用いられます。
まとめ
「下記の期間」は、この後に記載する期間という意味になり、その期間がどういう意味になるのかといった文言とセットで使われます。
「下記」としていることから、記載する期間は必ずこの表現より後になり、それについての説明も合わせてしっかりと行ってください。