この記事では「この間はご迷惑をおかけしてしまい」について解説をします。
「この間はご迷惑をおかけしてしまい」とは?意味
数日前の事柄について謝罪をする言葉です。
「この間」は、それほど遠くない過去のある1日を指します。
どれくらい前のことをいうのか定義はありませんが、数か月も前のことはいいません。
「ご迷惑」は相手を敬って「迷惑」をいう語です。
「ご」をつけて迷惑を受けた人に敬意を表しています。
「おかけ」は「かける」を相手に敬意を表す表現にしています。
「お〜する」の形で謙譲の意になります。
「してしまい」の「し」が「する」のことです。
「しまい」は「しまう」のことで、そのつもりはないのにある事柄が実現する意を表します。
「この間はご迷惑をおかけしてしまい」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、過去のある日の出来事について謝罪する際に用います。
それがいつのことであっても、まだ謝罪をしていないならば、お詫びの言葉を伝えなければなりません。
何らかの迷惑を受けた相手は、謝罪の言葉を欲しいと思っています。
迷惑をかけた側から何も言葉がなければ、相手を不快にしてしまいます。
それどころか、今後の関係に影響がでる場合もあります。
それが3日前のことでも、1週間前のことでも、まだ謝罪をしていないならば、お詫びをしましょう。
メールでお詫びをしている場合でも、直接会ったときにもう一度お詫びをした方がよいでしょう。
メールでは誠意が伝わりにくいことがあります。
相手と直接会って謝罪をした方が、「悪かった」という気持ちがより伝わります。
相手の方を見て、聞き取りやすい声で伝え、誠意を示しましょう。
「この間はご迷惑をおかけしてしまい」を使った例文
・『この間はご迷惑をおかけしてしまい、大変申し訳ございませんでした』
「この間はご迷惑をおかけしてしまい」の返答や返信例
過去のある出来事について謝罪をしています。
それを受け入れられるならば、許しの言葉をかけるとよいでしょう。
「気にしていません」「気になさらないでください」などの言葉をかけることで、相手の気持ちは軽くなるはずです。
どうしても許せない事柄もあると思います。
そのときには、どうしたら許せるのかを考えてみてください。
場合によっては、迷惑をかけた側が対応をしてくれます。
しかし、いつまでも許しを与えないと相手との関係に影響がでてしまいます。
まとめ
この言葉は、過去のある日の出来事について謝罪をするものです。
過去のことであっても、「悪かった」と思うような出来事があったなら、謝罪をしましょう。
遅くなってしまっても、謝罪をしないよりはよいです。
