「おこなってまいります」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「おこなってまいります」とは? ビジネス用語

ここでは「おこなってまいります」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。

「おこなってまいります」とは?

「おこなってまいります」は、何かを行っていくと丁寧に伝えるための表現です。

あまり口語向けではないため、文章の方で多く用いられており、「順番に処理をおこなってまいります」といったような使い方になります。

その文章では漢字にして、「行って参ります」とすることができますが、「行って」「いって」とも読むことができるので、そちらと間違えないように遭えて平仮名で「おこなって」とすることがあり、この表現はその使い方になります。

また、後ろを「参ります」とすると堅くなってしまうので、そちらは平仮名のままで用いられるのが一般的です。


「おこなってまいります」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この「おこなってまいります」は、先のように、「行ってまいります」といった形で使われることが多い表現です。

これだと、「いってまいります」とも読むことができ、どこかに行ってくるという使い方の際にも同様の形になるため、前後の内容からそちらと紛らわしくなると思った時には、こちらの「おこなって〜」とするといいでしょう。

「おこないました」という使い方の場合、「行いました」で他の行動などと間違えることはないため、無理に平仮名にすることはなく、「行ってまいります」のように2つの意味にとれる時のみ、漢字と使い分けることがあるという具合です。


「おこなってまいります」を使った例文

・『これからはその2つを並行しておこなってまいります』
・『弊社では自然環境保護活動をすすんでおこなってまいります』

「おこなってまいります」の類語や言い替え

・『行っていきます』
こちらは「おこなっていきます」と発音しますが、この場合には「いっていきます」と読むことはないため、平仮名にする必要はありません。

ですが、「これからはそちらもおこなってまいります。そして、先の件もそのまま行っていくつもりです。」のように、これらを混在して用いる時にはどちらかに統一した方がいいので、この表現も平仮名にすることがあります。

まとめ

「おこなってまいります」は、その対象を行っていくという意味になります。それを丁寧に伝えるために用いられており、漢字で行ってまいります。」と使うことが多いです。

ただし、そちらだと「いってまいります」とも読めてしまうので、文脈から間違える可能性がある場合にこの「おこなってまいります」がよく用いられます。

タイトルとURLをコピーしました