この記事では、ビジネスシーンで使われることのある「このようなご連絡となり申し訳ございません」について、その意味や使い方や敬語表現を徹底解説します。
「このようなご連絡となり申し訳ございません」とは?
「このようなご連絡となり申し訳ございません」のフレーズにおける「このような」は、「こんなや、こういうふうな」といった意味の言葉です。
また次の「ご連絡」は「伝え知らせること」を意味する「連絡」に、敬意を表す接頭辞の「ご」が付けられた言葉です。
そして最後の「申し訳ございません」は、謝罪の気持ちを表現する「申し訳ない」の丁寧な表現の「申し訳ありません」の、さらに丁寧な表現です。
したがって、「このようなご連絡となり申し訳ございません」のフレーズは「こんな連絡になってしまい申し訳ない」との意味の敬語表現となります。
「このようなご連絡となり申し訳ございません」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「このようなご連絡となり申し訳ございません」のフレーズは、後半で「申し訳ございません」と、丁重に謝罪しているので、前半の「このようなご連絡となり」は、相手の方にとって不本意であったり、良くないことであったり、一般的にマナーに適っていないと言える連絡であることが、分かります。
具体的には、取り引き先の方からの要望に、「調整の上、改めてご連絡申し上げます」と回答し、社内で調整した結果、相手の方の要望に応えられないとの結論に至り、そのことを改めて連絡するメール等の締めの言葉として使われたりします。
また、全国の支社や営業所から多くのメンバーが参加するような重要な会議案内は、本来は各人が日程調整できるように10日程度前もって連絡するのがマナーと言えます。
しかし、会議主催のトップである役員の要請で急に会議招集をするような場合に、会議案内を出す事務局の担当者が、案内メールの最後で謝罪の言葉として使う場合も考えられます。
「このようなご連絡となり申し訳ございません」を使った例文
・『ご要望に添えず、このようなご連絡となり申し訳ございません』
・『異例の急な会議招集というこのようなご連絡となり申し訳ございません』
「このようなご連絡となり申し訳ございません」の類語や言い換え
「このような」の類語としては「こんな」や「こうした」が挙げられます。
また「ご連絡」の類語としては、具体的な内容により「ご返事」や「ご案内」や「ご報告」が挙げられます。
したがって、前半の「このようなご連絡となり」は「こんなご返事となり」や「こうしたご案内となり」や「このようなご報告となり」と言い換えることが出来ます。
まとめ
「このようなご連絡となり申し訳ございません」のフレーズは「こんな連絡になってしまい申し訳ない」との意味の敬語表現です。
相手の方にとって不本意であったり、良くないことであったり、一般的にマナーに適っていないと言える連絡をメール等で行う際に、最後の締めで謝罪するフレーズとして使われます。