「ご決定いただきありがとうございます」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「ご決定いただきありがとうございます」とは? ビジネス用語

ここでは「ご決定いただきありがとうございます」の使い方やその際の注意点について、詳しく見ていきます。

「ご決定いただきありがとうございます」とは?

この「ご決定いただきありがとうございます」は、決めてもらったことに対して使う感謝の表現です。

よって、使われるシチュエーションが大分限定されますが、一例を挙げると、ビジネスでの競合他社を含むプレゼンで、こちらの提案に決まったといったような場合に、「小社にご決定いただきありがとうございます」と用いるという具合です。

一見ではおかしい表現のようにも見えてしまいますが、決してそんなことはなく、それだけ決まった(決めてもらった)ことを喜んでいることを表すことができます。

ビジネス以外の場面でも、いくつかの候補の中から選んでもらったお礼として使われることがあり、それほど特別な表現という訳でもありません。


「ご決定いただきありがとうございます」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

「ご決定いただきありがとうございます」は、いくつかの中から選んでもらったといった場合によく使われます。

明らかにそうだと分かる時にはまず最初のお礼として使うもので、何かを購入するかどうか決めかねていた(ことが分かる)ようなケースでも同様に、そのお礼にはピッタリです。

口語、文章のどちらでも使うことができますが、ビジネス向けの表現になるため、個人間で使うような言葉ではありません。

何かを販売している側が自社の商品、サービスに決めてもらったといった時に、そのお客様に対して用いるようなことがほとんどになります。


「ご決定いただきありがとうございます」を使った例文

・『この度は弊社のツアーにご決定いただきありがとうございます』
・『こちらの商品の購入をご決定いただきありがとうございます』

「ご決定いただきありがとうございます」の類語や言い替え

「ご決定いただきましてありがとうございます」
少し丁寧にした表現です。

「ご決定いただきありがとうございます」とほとんど変わることはありませんが、より感謝の気持ちが表現できるため、どちらかと言えばこちらの方を見聞きすることの方が多いです。

「お選びいただきありがとうございます」
こちらでもほとんど意味は一緒です。

購入するかしないかといったケースで、いくつかから選んだ場合ではなくとも、この「お選び」と使うことができます。

尚、この表現も途中を「いただきまして」とすると、より丁寧にすることができます。

まとめ

「ご決定いただきありがとうございます」は、選んでもらったことに対するお礼になるビジネス向けの表現です。

こちらだと丁寧過ぎると感じた場合には、類語表現として挙げた「お選びいただきありがとうございます」と替えて使うといいでしょう。

タイトルとURLをコピーしました