「残念ながら今回はご希望に添いかねることとなりました」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「残念ながら今回はご希望に添いかねることとなりました」とは? ビジネス用語

ここでは「残念ながら今回はご希望に添いかねることとなりました」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。

「残念ながら今回はご希望に添いかねることとなりました」とは?

「残念ながら今回はご希望に添いかねることとなりました」は、希望した結果にはならなかった時に、その対象となる相手より伝えられる表現です。

入社試験やその類いの結果、何かの抽選に申し込んだ時などに、こちらの希望が通らなかったとこの表現によって知らされることになり、丁寧にその相手に伝えるために用いる表現になります。

しかしながら、要は断られているため、このように伝えられていいことは何もなく、断る側ができるだけ角を立てないように使っていると考えてください。

例えば、抽選販売になる何かにその申し込みを行った際に、「この度は○○の抽選販売にお申し込みいただきまして、ありがとうございます。

残念ながら今回はご希望に添いかねることとなりました」
と使われるという具合です。


「残念ながら今回はご希望に添いかねることとなりました」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この「残念ながら今回はご希望に添いかねることとなりました」は、この形で定型的に用いられているため、余計なアレンジなどをする必要はありません。

先の例のように、この前に相手がどのような希望をしたのかと添えて用いるのが通例で、この後に「次回の募集の際にもどうぞよろしくお願いいたします」のように続けることができます。

断りになる表現ながら、それを極力マイルドな当たりになるように用いていると考えてよく、口語ではなく、メールや書面などの文章で使われています。

「厳正なる抽選の結果」「慎重に選考しました結果」と添える場合も多く、このように使われた側はその結果を納得するしかありません。


「残念ながら今回はご希望に添いかねることとなりました」を使った例文

・『慎重に選考を重ねましたが、残念ながら今回はご希望に添いかねることとなりました』
・『応募者多数のため抽選となりました結果、残念ながら今回はご希望に添いかねることとなりました』

「残念ながら今回はご希望に添いかねることとなりました」の類語や言い替え

・『残念ながら今回は見送らせていただくこととなりました』
こちらも同様の用い方をされている表現で、やはり丁寧に何かについての断りを述べる際に使われています。

ただし、応募者の実力(が少しでも考慮される場合)はない、抽選になる選考の場合に用いることはなく、入社試験などの結果に使われる表現です。

まとめ

「残念ながら今回はご希望に添いかねることとなりました」は、その相手が希望した内容通りにはならなかったと伝えるために使われています。

そのような場合に極力角を立てないように丁寧にするために用いられている定型表現となります。

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