正しい敬語なのか、振り返りたくなる時があるもの。
「設定しております」の正しい使い方を見ていきましょう。
「設定しております」とは?
「設定」とはシステムに組み込んであることを指します。
「しております」は、状態を説明する丁寧な言い方です。
アプリやシステムの操作性を、丁寧に説明したい時の文章になっています。
「設定しております」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「設定しております」は企画書や履歴書など、書類にひと手間加えた時の言い方です。
とくに送付する書類にパスワードや暗号を設定した時に用いられています。
十分なセキュリティ対策をしないまま送信すると、最悪の場合は大切な情報が洩れてしまうリスクもあるからです。
最新のワードやPDFには、書類に鍵をかける方式が搭載されています。
重要案件について送る時には、こうした手法を取って安全にネットを用いていきましょう。
一方で履歴書をビジネスメールで送信する場合は、パスワードをかけた方がいいのか悩むものです。
企業側の負担となってしまうため迷いますが、自身を守る意味からも迷ったら付けておきましょう。
またパスワードは「送付したメールとは別のメールで送る」のが一般的です。
その旨をお伝えして、採用担当者の方とやり取りしていきましょう。
「設定しております」を使った例文
・『安全面の配慮から、こちらの書類にパスワードを設定しております』
・『明日はランチミーティングを設定しております。ご参加ください』
「設定しております」の類語や言い替え
同じような言い方に「セッティングしております」も挙げられます。
「設定する」には「会議や打ち合わせを入れる」という意味も含まれています。
関係者を集めて座談会を開く、会合を開く時にも使われています。
システム的なイメージが強い「設定」ですが「会を設ける」という、別の意味合いもあるので心得ておきましょう。
このほか言い替えの表現として「導入しております」が挙げられます。
まとめ
「設定しております」の正しい使い方を見てきました。
適切な使い方を覚えて、色々な場面で使用してみてください。