「長丁場」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「長丁場」とは? ビジネス用語

ここでは「長丁場」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。

「長丁場」とは?

「長丁場」は、何かを遂行するために長い時間が掛かるという時に用いられます。

「このプロジェクトは考えていたより長丁場になるだろう」といったような使い方になり、そのプロジェクトを完遂させるまでには当初考えていたより長い時間が必要だろうと言っています。

このようなビジネスでの用い方以外にも色々な事柄に対して使われており、スポーツを対象にして「実力伯仲のいい勝負で、決着まで長丁場になりそうだ」などと使われる例も多いです。

何かが終わるまでに時間(日数)が掛かるという使い方であれば、口語、文章を問わず色々な場面で用いることができます。


「長丁場」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この「長丁場」は、そうなるだろう、またはそうなったと使う表現になります。

前者の例は先に挙げましたが、後者では「思ったより長丁場になってしまった」のように用いられます。

長いと判断するための基準のようなものは特に存在しないため、こう使う側がそのように思えば使うことができますが、ごく普通に考えて、明らかにそうではないのに用いることがないように注意してください。

例えば、2時間くらいで終わると予定していた件が3時間になったといった程度では使うべきではなく、せめて倍の4時間を超えてから用いるという具合で、そんな時にそうなってしまったと使われている表現です。


「長丁場」を使った例文

・『これほどの長丁場になるとは思いもしなかった』
・『先方からの理解を得るのに難航していると聞いており、これは長丁場の交渉になりそうです』

「長丁場」の類語や言い替え

・『長期戦』
こちらを使ってもほとんど意味は同じで、ビジネスシーンでもよく見聞きします。

「戦」(たたかう)という言葉を使っているため、交渉ごとなどをそれと例えて、「この契約交渉は長期戦になりそうだ」のように用いられます。

もちろんスポーツのような直接それになる対象に使うこともでき、そちらでも「これは長期戦の様相を呈してきた」などと使われています。

まとめ

「長丁場」は、長い時間が必要になる場合に使われている表現です。

恐らくそうなるだろう、またはそうなってしまったといった用い方になり、対象は特に選びませんが、明らかに長くなる(なった)と思った時こそ使ってください。

タイトルとURLをコピーしました