業務上でメールのやり取りを重視するならば、「お打ち合わせを経て」を使う機会も多々あるかも知れません。
お礼メールに関係している表現ですが、今ひとつ分からない使い方や、言い換えなどについて確認してみてください。
「お打ち合わせを経て」とは?
仕事に関わる話し合いを意味する「打ち合わせ」の時間を過ごしたことについて、敬意を込めて言い表しています。
「お打ち合わせを経て」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
打ち合わせは業務上では重視される傾向にあり、その中で相手の配慮によって有意義だったり為になる結果を得られることはありがちです。
そのことについて相手にメールで報告をするに当たり、「お打ち合わせを経て」が用いることになります。
これを述べた後には、相手のおかげで何がプラスになってどう思ったのか、端的に伝える必要があるでしょう。
「お打ち合わせ」は尊敬語の表現なので、基本的に目上の人物や取引相手にのみ使うことが推奨されます。
「お打ち合わせを経て」を使った例文
・『今回のお打ち合わせを経て、貴社のご意向を知ることができました』
・『お打ち合わせを経て、自分自身の問題点を把握することになり、大変意義深い結果となりました』
「お打ち合わせを経て」の類語や言い替え
「会議を経て」は、関係する者が集まって意思決定をおこなう「会議』を用いて、似た意味になる表現です。
「お話し合いを経て」は、関係者が集まり意見を出しあったり解決することを表す「話し合い」を使った表現となります。
「お打ち合わせの結果として」は、ある原因から生じた結末を表す「結果」を用いた言い方です。
まとめ
相手との話し合いにより好結果などが得られて感謝を伝えるため、「お打ち合わせを経て」を使うことになるのでした。
これは目上や取引相手に使うことが一般的です。
言い換える場合は、お打ち合わせのところを「会議」「お話し合い」などに変えてみると良いでしょう。