「十分に留意してまいります」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「十分に留意してまいります」とは? ビジネス用語

この記事では「十分に留意してまいります」について解説をします。

「十分に留意してまいります」とは?意味

しっかりと気をつける、という意味です。

「十分」には、不足のないさま、必要なだけまたはそれ以上あるさまという意味があります。

「留意」は、ある事柄を心に留めて気をつけることをいいます。

「留」という漢字を使っているように、ただ気をつけるという意味ではなく、心に留めることも意味に含みます。

「まいる」「行く」の謙譲語・丁寧語です。

「ます」は敬意を表す語です。


「十分に留意してまいります」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この言葉は、何か気をつけなければならない事柄があるときに使用をします。

気をつけるのは話し手側です。

商品パッケージのことで説明をします。

ある商品のパッケージのイラストにおかしな部分がありました。

そのことがSNSで話題となっています。

商品を販売している側は、パッケージデザインをしたときにそのことに気がつきませんでした。

SNSで話題となり、パッケージのイラストにおかしなところがあると気がついたのです。

おかしなイラストによって、消費者には不快な思いをさせたかもしれません。

そのことに対して謝罪の気持ちを持っており、今後同じことがないように気をつけたいとも思っています。

この「気をつけたい」という気持ちを「十分に留意してまいります」で伝えます。


「十分に留意してまいります」を使った例文

・『今後このようなことがないように十分に留意してまいります』

「十分に留意してまいります」の返答や返信

上司や取引先などに対してこの言葉が伝えられたとします。

その場合は「気をつけて欲しい」という気持ちを伝えるとよいでしょう。

何か問題が起こったので、このような言葉を述べているはずです。

同じことを起こさないためには、十分に気をつける必要があります。

商品について問題があり、これからは気をつけると世間一般に向かって伝えていることもあります。

今後は気をつけるでしょうから、その商品を安心して購入できることでしょう。

まとめ

この言葉は、話し手側の方で何かに気をつけなければならないときに使用をします。

同じことが起こらないように、心に留めて十分に気をつけていきましょう。

タイトルとURLをコピーしました