この記事では、「大いに参考になりました」の使い方について分かりやすく説明していきます。
「大いに参考になりました」とは?
「大いに参考になりました」は、相手から提供された情報が、自分にとって有意義であることを伝える丁寧な表現です。
「大いに+参考+に+なりました」で成り立っている語で、「大いに」は「非常に」「たくさん」、「参考」は「他人の意見や他の事例・資料などを引き合わせて、自分の考えを決める手がかりにすること」、「に」は接続助詞、「なりました」の「なり」は「なる」の連用形で「ある働きをする」、「ました」は丁寧語「ます」の過去形、全体で「非常に考えを決める手がかりとして有用だった」の敬語表現になります。
「大いに参考になりました」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「大いに参考になりました」は、相手から効率的な仕事のやり方を教わった時、有益な情報や意見、アドバイスを教えてもらった時などに使われます。
丁寧な表現ですが、「参考」は「考える足しにする」という意味で、目上の人に対して使うと失礼になります。
より相手を高める表現に言い換えましょう。
「大いに参考になりました」の正しい文章表現
「大いに参考になりました」の正しい文章表現は以下の通りです。
・『大変勉強になりました』
「大変」は「程度がはなはだしいこと」、「勉強」は「学問や技芸などを学ぶこと」に加え「経験を積むこと」、全体で「はなはだしく経験を積んで学んだ」の敬語表現になります。
「大いに参考になりました」を使った例文
「大いに参考になりました」を使った例文は以下の通りです。
・『先輩の説得力あるプレゼンは大いに参考になりました』
・『〇〇様よりお勧めの本に書いてある内容は、どれも大いに参考になりました』
・『部長のアドバイスは大いに参考になりました』
「大いに参考になりました」の類語や言い替え
「大いに参考になりました」の類語や言い替えは以下の通りです。
・『大変良い経験になりました』
・『大いに学ばせていただきました』
・『非常に役立つ情報を得ることができました』
まとめ
今回は「大いに参考になりました」について紹介しました。
意味や使い方を覚えておき、いざという時に正しく使える様にしておきましょう。
