ここでは「なのですが」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「なのですが」とは?
「なのですが」は、何かがそうなっているが、という意味で用いる接続表現になります。
「それはそうなのですが、こうも考えられませんか」などと使われており、この場合には、それはそうだと分かるが、こういう考え方もあると伝えるために用いています。
具体的には、「明日は○○さんは休みなのですが、△△さんが代わりに対応できるそうです」のように使われることが多く、そうはなっているものの、という流れにするために用いられています。
そのため、ビジネスシーンでも先のような使い方がよく見られます。
「なのですが」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「なのですが」は、先のように、ビジネスシーンでもそうはなっているが、と用いられています。
それ以外のシーンでも、「確かに高額なのですが、それだけの価値はある製品です」のような使い方をしたり、「この製品は既に完売なのですが、後継品が来月発売予定になっています」といったように用いることもできます。
この表現の前に挙げることを踏まえた上で、どのようになる、どのようにできるなどと続けるために使われますが、以下の例文で挙げるような、それについてはよく分からないといった用い方をしても構いません。
「なのですが」を使った例文
・『当社は明日から連休なのですが、メールはいつお送りいただいても構いません。ただし、お返事は休み明けになります』
・『昨日から携帯電話が不調なのですが、特に落としたりした訳でもなく、どうにも原因が思い当たりません』
「なのですが」の類語や言い替え
・『なんですけど』
「なのですが」もあまり丁寧な用い方とは言えませんが、それを崩した表現です。
よって、カジュアルな形なので、ビジネスシーン向けではありません。
ですが、ほぼ全ての場合で「なのですが」の言い替えになるため、特に丁寧な用い方をする必要のない相手やそういった場であれば、こちらを使ってもいいでしょう。
まとめ
「なのですが」は、何かがそうなっているが、という意味で用いられています。
それを踏まえた上で、とこの後に続ける内容に繋げる接続表現で、それほど丁寧な使い方にはなりませんが、ビジネスシーンでも特に問題なく用いられています。