「楽しんできてください」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「楽しんできてください」とは? ビジネス用語

ここでは「楽しんできてください」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。

「楽しんできてください」とは?

「楽しんできてください」は、その相手が楽める要素のあることを行おうとしている、そのような場所に行くといった際に、その人に対してかけることができる言葉です。

文字通り、楽しんで欲しいと思って使うことになりますが、ビジネスシーンではなかなか使いどころが難しく、職務外になる親睦会への参加時などがその機会になります。

間違っても交渉時などには使うべきではなく、例えその交渉がその人にとって有利な立場で楽しむという言葉が使えなくもないといった場合でも、このように表現するのは不謹慎です。

よって、ビジネスよりプライベートなシーンに向いている表現で、週末は家族で旅行に行くなどとその相手から聞いていたような場合に、それを「楽しんできてください」という具合に用いるといいでしょう。


「楽しんできてください」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この「楽しんできてください」は、些かフランクに聞こえる表現なので、この形で目上の人に対して使うのは少々気が留めると考えてしまうかも知れません。

ですが、このままでも特に失礼になることはなく、十分に丁寧になっている表現です。

それでも他社の人間に使う場合など、更に丁寧にしたい場合には、「お楽しみになってきてください」とするとよく、この形であれば誰に対して使っても失礼になることはありません。

口語、文章のどちらでも使うことができますが、先のように使えるシーンが限られている表現のため、早々使うものでもなく、ビジネスでは上司がこの週末はゴルフに行くなどと言っていたような時がいい使いどころとなります。

尚、実際に面識があったり、メールのやりとりを何回かはしたというくらいの間柄でないと馴れ馴れしく聞こえてしまうことがあるため、あまり親しくない相手には使わない方が無難です。


「楽しんできてください」を使った例文

・『週末は旅行に行かれると言っていましたが、どうぞ楽しんできてください』
・『自動車のディーラーを回られるそうですが、存分に楽しんできてください』

「楽しんできてください」の類語や言い替え

・『満喫してきてください』
この「満喫」とすると、思う存分楽しんできてくださいといった解釈になります。

よって、「楽しんできてください」より十分に楽しんできて欲しいという思いから使う表現になりますが、行楽に向いた表現となっているため、そちらに行くと分かっているような時に使うといいでしょう。

まとめ

「楽しんできてください」は、楽しいと思えることを行う、楽しめるような場所に行くといった予定がある人に対して使う表現です。

ビジネスシーンでは使える場面が少ないながら、挙げてきたような休日の予定などに対して用いられています。

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